「このガラス瓶があったから 続けられました」
雑誌のインタビュー記事より
神戸元町えびら飴本舗さんの 飴カウンタ
5月31日 神戸へ
例によって息子を 電車と菓子でつりまして
阪急三宮から 元町てくてく JR神戸駅まで歩く子どもの足には ちょいハード
(しかも おかんの付き合いやし)
電池ぎれ寸前のところに
あったあった、ソフトクリーム
「ひとつ下さいな」となんとか 機嫌をとりもどし
なかの椅子に座らせてもらう
お店はどうやら老舗の飴屋さんで
流れる時間の静けさが ここちよく
子どもの食べるのが遅いのを いいことに
すっかり居座り ふと壁の雑誌記事に目がとまりました
「・・・奇跡的に残った飴ビン。
震災後は 大変で 辞めようと何度も考えたが
神様が『ここに飴を入れよ』と言われたんやと思って...」
ガラスしか残らなかった のではない
ガラスが残ったから ここに 飴を入れられる
地ゆれ のち ガラスあり
「手広く卸していたことも。
今はこのガラスに詰める分だけ」
と ありました
いつもなら ぺちゃくちゃ たずねるところなのですが
なぜだろう ただ黙って座っていました
ぼーっとして 気づくと子どもがすでに外におり
あわてて 飴も買わずに出てしまった
ソフトクリームだけで 居座ってすみません
ガラスと過ごした短い時間を 思い出しています
今持てるうつわに入る分だけを
【Shop Information】
神戸元町えびら飴本舗
神戸市中央区元町通3-11-4
電話 078-392-0001 Mail:info@ebiraame.co.jp
午前9時30分-午後7時 水曜定休