春は花 花より団子 花見のともにはやっぱり三色の串団子でしょうか さて
大ヒット曲「だんご3兄弟」を聴いたとき どきっとしたのは
「自分がいちばんっ♪ 次男っ次男っ」というくだり 三兄弟の真ん中のわたしには 耳が痛く
当時 どこにいっても「だんごだんご♪」の歌声に こっそり傷ついていました
鳴り止んでくれたときはほっとしました 団子の季節やけど もうかけんといてね、なんてね
「自分は家族から一番関心を持たれていない子どもだ」と思っていたと 思います
なぜ自分の存在を不安がったのか もともとの性格なのか 経験なのか わからない
ずいぶん長いこと 常に誰かをひがみそねみ生きてきたことは 自分の半生の反省
3月 京都のまちなかのゆけば お雛様がいっぱい
保育園にも 子どもたちの思い思いに作った人形が飾られていました
にこにこと眺めるうち 私も七段のお雛様を飾ってもらっていたことを思い出しました
決して裕福でなかった家庭で たとえ安物だとしても 高額な買い物です
兄を従えて(まだ弟は生まれていなかった) ポーズをとっている写真が実家にありました
そんな見事なお雛様を前に 娘がずっと 「私のこと、可愛くないんや」と思っていたなんて
自分が親だったら どんなに悲しくなるやろう
お雛さまに託されたもの
3月の光とはしゃいだあの部屋を 私は 生涯覚えていなければ
いつまでも 「だんご3兄弟」の影に 怯えていてはならぬ、飛び出せ二番目!
「子どもが生まれる順番の神秘」という本がありまして
一人二人三人四人もっと兄弟 一人っ子の方にも 手にとって頂きたい一冊です
『子どもが生まれる順番の神秘―シュタイナー教育入門』
当たっているわ~わかるわ~と ワクワク読んで 母にもすすめてみたところ
別に何でもいいという感じで軽く流され これまたさすがと思ったり
母は手強しです、シュタイナー先生