「権座」とは
「かつて一帯は湖にかこまれ ヨシが群生し 人びとは田舟をもって漁をし 田へ行き交った。近江八幡市白王町権座。西の湖に浮かぶ島状の飛び地「権座」には いまなお田舟でしか行くことができない田がある。そこでは、水郷の地の営みが 綿々とうけつがれている。」(
権座水郷コンサートチラシより)
「地元でも知らない人が多いそうですよ」と 誘って下さった
淡海ネットワークセンターの
浅野令子さん
えっ こんなおもしろい所なのに?! 驚きましたが ほんまにそのようです
宝はあなたのすむまちにもあるかもしれない
さあ 行ってみよう~
と 目的地である「飛び地」へ渡る前 「
舟が出るぞ~」に誘われて つい乗ってしまう「
ソーラー和舟」
屋根の太陽パネルでモーター要らず すべるようにすすむすすむ
かっこいい船頭さんに テレビ局がインタビュー
ようやくメイン会場へ
ご覧のとおり たくさんの人人
お天気も最高の権座日和
五感ウォークラリーの第2ポイントは「柿の木」『
かじってみよう 権座の柿はどんな味?』と書いていあり
木の上で おじさんがぽきっと折ってくれる
「こんなん渋柿やで 甘かったら とうにあらへんわ」
「でも かじってみようって書いてありますよ」
こわごわ ガブッ 「
し、しぶ~っ!」
「ははは 持って帰って食べさせたらええ。いまの子どもは 渋い味も知らんやろ」
たしかに そうかもしれません 安全で口あたりのいいものに恵まれた現代
苦い渋い思いをして野生の味を覚えた
子どもの頃 田畑や野山で遊びながら 「五感」を養っていたのだと気づくのでした
地元の人にいざなわれ さらに五感がひらかれる 「権座レポート」 つづく