
丸太町通りから1筋南の
竹屋町通りは なんとなく好きでよく抜け道として利用します
烏丸から堀川めざして 抜ける途中 「
きれはし昆布525円」が目に留まり 見ればとても風情のある昆布店
自転車を降りて いつものように(?) こそこそとカメラを出していると お店の人が出てきて 「なんや写真撮ってはるんか」とつぶやく声がした ド、ドキーッ
「す、すみません。 あの、昆布も買います」と へんな返事をしてしまう
「いいですよ、いいですよ。こんな汚い店やのにねえ、うっとこは かましまへんえ」
てっきり嫌がられたと思ったので やさしい言葉にほっとして
「きれはし昆布525円」を一袋持って おずおずと店内へ
店のなかは さらにめくるめく宝ものの世界が広がっていました!
「こんなむさくるしい店やのに 外国の人やら観光客の人らが 写真撮らはりますんえ」と恐縮されるが なんのなんの 素晴らしいの一言です
昆布の木箱 陳列棚 分銅はかり など 昔ながらの店舗グッズが 全て現役で 大切に使われているのがわかります 私が映画監督だったら迷わずここで撮ります(何を?)
「あの...私も写真撮らせてもらっていいですか?」
「どうぞどうぞ。こんな店でええんやったら。邪魔やから私は奥にひっこんどくし、ごゆっくり」
そうして 撮らせてもらった写真です

照明が暗くて いささかぼやっとなってしまいましたが どこをどう撮ろうか迷うほど
天井や壁 置いてあるもの全てが 計算つくしたかのような 端正な美を構成する要素なのです
よく磨かれた板床は 角がとれて やさしい丸みを帯び ぽこぽこ小さな虫食いの穴も可愛らしい
入り口近くには 折りたたみ椅子がふたつ 長居するお客さんが使うのでしょう
かなり錆びているのですが これまで訪れた人の残した温かさが 伝わってくるようでした
<京都名店シリーズ2>
(「京都」と冠する店の中から 三度笠基準でご紹介)
「長池老舗」 京都市中京区竹屋町西洞院西入
*「京都」と冠していませんが 名店に加えたいと思います
インターネットでの情報はyahoo!の電話帳のみ 隠れた名店はまだまだありそうだぞ、っと
京都名店シリーズ 前回はこちら