12月8日のこと。いよいよ冷え込みがきつくなったので、冬物のコートを着ようと洋服かけのところに行きましたら
「え?コートがない?!」もしかして引き出しに入れた?そんなはずはないと思いながらも、念のため探す・・・やっぱりない。
だったらクリーニングから取りに行ってない?
そんなはずはないと思いながらも念のためクリーニング店へ。。調べてもらったところ
「記録では引き取り済みになってます」とのこと。
がーんです。
きっと引き取った帰り道にどこかへ置いてきたんだ。
でもどこに?もう半年以上前のことなので、思い出そうにも思い出せない。自分の不注意を呪いながら家に戻りました。
あのコートはわたしにしたら高い買い物だった。これからの寒さをしのぐためにもう1回買わなあかんのか…と、この冬想定外の出費を想像し頭を抱えました。
「寒いよう…(身も懐も)」
家に帰って息子にそのことを言うと「もう一度探してあげる」と言ってくれました。
洋服かけのところ、引き出し。彼が見てもないものはないわけで・・・
それで、最後の最後の念のため。外出中の夫に電話で聞きました。もしかしたら彼が何か知っているかもと。
「あー、冬物の?2階の俺の部屋の洋服タンスになかったらないんと違うか」
2階のタンス!「自分の服と一緒に移動させた可能性がある」と。なるほど!そこになかったら諦めないといけない・・
最後の望み、2階の洋服タンスをあけましたら・・・
あっっターーー!!「よかった、よかったよう〜〜」むせび泣くわたし。
息子も一緒に「おかん、よかったなあ、よかったなあ」と喜んでくれました。
あまりに嬉しかったので、わたしはなんども「よかった、ほんまによかったよう」と言いました。
もう何べん言っても足りないくらい、ホッとしたのです。
するとその度に、息子が
「よかったなあ、おかん。よかったなあ」と言ってくれるので
わたしはすんごい嬉しかった。
それで・・・わたし、反省しました。
逆のパターンならば、わたしは「アホかおのれは自分のものは自分で管理しろ」と一蹴しているところ。。。^^;
次に息子が何かをなくしたときは、一緒にオロオロ探し、見つかったときには「よかったなあ。よかったなあ」と一緒に喜んであげようと、心に誓ったのでした。
バス停の定点観測 12月8日
川端の桜並木はすっかり枝ばかりになり、細かな落ち葉が北風に寄せられくしゅくしゅと固まっていました