京都に来て 知った暦の行事は数知れず
長い都市の文化と 寺社仏閣が多い地ならでは
なかでも ことばの響きが好きなのはこちら
「御火焚(おひたき)祭」
「ひ」が いいですよね
わたしのまちでも回覧板が回ってきました
1軒に1枚「御供物引換券」をいただきます
ここの神社ではお火焚祭に合わせて
「書道展」が開かれます
御火焚祭は これから寒くなる
という知らせでもありますーー
寒い季節のさいこうのともだち
うちの猫はよくこうして前足を
片方だけ出して座ります
「はん!」「ちょう!」と
寒さに耐えるべく景気づけ(?)に
叫んでいます
【Information】
「御火焚」
「秋から冬に移るこの頃、大地を温めてきた太陽の力も衰え大地が冷えるのを、火の神様の力によりもう一度大地を温め春を迎える為に火焚の祭が行われます。」(
過去記事の引用文より)
"御火焼/おひたき/おしたけ/新玉津嶋の御火焚
十一月中、京都伏見稲荷大社はじめ多くの社寺が行う新穀感謝の祭事。神前に五穀・果物・餅・酒等を供え、庭に割木を組み竹を立てて火を起す。火が燃え盛れば、竹に神酒を注ぐ。その後、供物を参詣人や氏子に分けて、共に五穀豊穣を祝う。"(
「季語と歳時記」より)
「お火焚饅頭」のこと
「お火焚をするおうちは、お下がりを近所に配る。だいたいがお火焚饅頭とみかん...」(「京都仁丹通上ル下ル 十一月」より 文:小林明子さん、ハンジリョオさんの絵もすてき
仁丹サイトをご覧ください)