若者よ 大衆演劇に学べ?!
写真はまだ10代という女優さん
時代は大衆演劇を求めている、という話
4月某日 神戸は新開地劇場へ
15年ぶりの観劇です
わたしに大衆演劇の魅力を教えてくれたのは
われらがふちがみじゅんこさん
15年前 浪速クラブで初観劇
いっぺんに虜になりました
当時じゅんちゃんが貸してくれた
鵜飼正樹さん著「大衆演劇への旅」
「京大の玉三郎」と話題になったという
大衆演劇フィールドワーク本です
(自分でも買いました よければ貸し出可能です)
さて ひとくちに大衆演劇といいましても
日本全国多くの劇団があり劇場があり
どの公演がいいか分からないですよね
出来ましたら芝居がかかるごとに足を運び
ひいきの劇団を見つけるのがベストですが
時間も費用も限界がありますので
まずはふちがみさんに教えてもらった
この劇団をお勧めします
「都若丸劇団」です

壬生狂言を観たことで
大衆演劇熱が再燃してしまい
ちょうど新開地劇場で公演中と知り
ここであったが15年目
馳せ参じたのでありました

大衆演劇の舞台は主に3部構成になっています:
1部:歌謡ショー(歌と踊りのステージ 歌はおおむね演歌)
2部:お芝居(おおむね時代劇 人情・任侠・歴史ものなど)
3部:歌謡ショー フィナーレ
かつては「前狂言」という短い芝居がありましたが
いまは本芝居のみがほとんどのようです
しかしそれを除いたとて3時間を超える
歌りあり踊りあり芝居あり(しかも演目は日替わり!)
これでもかーという大熱演のステージに対して
木戸銭は千円台 とってもお得と思います
フルコース料理を定食料金で頂いた気分
といいましょうか
開演5分前を告げるブザーが鳴る

2002年に観客動員数日本一を記録した
人気劇団の華麗なステージレポートを
ぜひともお読みいただきたいのですが
次の機会にいたしまして
大入満員の大盛り上がりで大団円
幕締めとともにすばやく
みなさん席をたつのは
劇団員さんが出口で待っているから
「送り出し」といわれる慣例で
お目当ての役者さんと握手や
写真も撮らせてもらえるチャンスなのです
年齢をきいて驚きました
彼女はなんと17歳
とても落ち着いて
踊りも達者でした
若手の役者さんはみな10代か20代前半
しかし年齢よりずっと大人で
落ち着きある立ち居振る舞いはもちろん
声と目に力があるのを感じました
役者だからというのではなく
人間として、力のある声と目をしている
精神年齢が総じて低年齢傾向にある現代において
明らかに抜きん出た世界がここにありました
その代表格ともいうべき都若丸さんは
15歳の当時から舞踊 芝居 歌 大人顔負け
左上から若丸さん わたし(わ、若い..)
前座長都城太郎さん
20歳で座長襲名 現在30歳
(20代座長は大衆演劇ではめずらしくない)
一座を背負う頼もしい若者に
再会できて胸いっぱい

押しも押されぬ名座長に
15年前のように
「一緒に撮ってくださいっ」
とは とても言えなかった
わたし~でぇ~す~ょょょ
魅惑の大衆演劇 未見のかたにお勧め
都若丸劇団関西公演は10月とのこと
よければ一緒にまいりませんか
今から観劇なかま募集です
【Information】■大衆演劇が「派遣切り」を救う(日経BP2009年4月15日記事)
時代はまさに大衆演劇、雇用問題も救うか!
旅役者の沢竜二さんが、日本各地を旅しながら芝居を演じる
約150の劇団に声をかけ300人を受け入れると発表
詳細は日経BP記事:
いらないと言われた者たちのための『瞼の母――長谷川伸傑作選』
~大衆演劇が「派遣切り」を救う理由をご覧ください