色の違う畳をみればつい
「畳のいろがそこだけ若いわー♪」と
歌ってしまうあなた
ふっふっふ ご安心ください
仲間です
4月16日 新町若菜通り西入るの町家
「紫苑」(しえん・中井和子邸)の座敷
堀りごたつをはずして畳を入れました
こたつは必要なときにまたセット可能
畳1枚で座敷の利用法が広がりました
hikidashiのあゆみさんに言われるまで
気づきませんでした ありがとうございます
畳を入れようと決め 向かったのは
北大路通りに面したS畳店さん
たてよこの寸法を伝えたら
「厚みと斜めの寸法も要ります」とのこと
15日に採寸に来ていただき
16日にはセッティングという按配です
さて 畳を入れていただくとき
畳は「農産物」であると聞いて驚く
畳の原料であるイグサが農作物なのでJAS規格
加えて「JIS規格」もあるそうなのです
「うーん、ややこしいですね」
「ややこしいというより、本来畳は
画一に作るものではないのです」
「えっ、どういうことですか」
いろいろ伺った話がとても面白くて
後日調べましたら とてもわかりやすく
まとめられたサイトがありましたのでご紹介
「おもしろい!畳業界裏話」
・畳の価格はこうして決まる
・高い店と安い店どちらを選ぶ?
・嘆かわしい!畳表のJAS規格
・存在しないJIS 畳
・畳職人の欠点
・3ちゃん家業
・畳は安い?高い?
・正しい畳縁の選び方
などなど 面白いセンテンスが満載
また畳だけにとどまらず
多岐にわたり考えさせられることばかり
ぜひお読みいただきたく
この世に生をうけて○○年
ずっと畳のうえにいるのに
何も知らずにいたもんだ
空気と同じで
あって当然と思っていた
ON TATAMI 御畳にもっと感謝して
過ごさねばならぬと戒められた
タタミオモテの裏話でした
【Information】
毎年11月に開かれる
「京都ものづくりフェア」(去年の様子は
こちらでご覧いただけます)
畳職人さんがブースを出しておられますので要チェック
こちらは「オーダーメイドミニ畳」を作ってもらっているところ
その他 畳のベースにした壁飾りなど
おかみさんがたの手作り品も多数ありました
当ブログでしょっちゅう登場する「京都ものづくりフェア」ですが
本当に面白いので 未見のかた 今年こそまいりましょう!と強くお誘いする次第
ものを生み出す技 知恵 哲学 働くこと つながること 人の営み
知るほどに 明日から「ものを見る目」が変わり 日常が豊かになると思うのです
*コメントありがとうございます おってまいります