2008年 天若湖アートプロジェクト
「あかりがつなぐ記憶」の
忘れられないあかりから はや1年
5年目になる今年は2日間ともるそうです
7月12日 日曜の夜
「『天若本』が出来ました」と
下村泰史さんから連絡もらい
遅がけだったけれど 早く見たくて
自転車で「まほろば」へ向かいました
「まほろば」にはキョートット出版の恭平さん
アート・プランまぜまぜのさとうひさゑさんと勢ぞろい
4人でテーブルを囲んで
祝!刊行
プロジェクトのガイドブック
「天若湖アートプロジェクト あかりがつなぐ記憶」
(キョートット出版・ISBN978-4-9902637-3-7)
わたしはエッセイを担当させてもらっています
寄稿タイトルは
「Sさんの手紙-天若湖から全ての川辺へ」
去年の夏に届いた1通の手紙からはじまる
ノンフィクション(?)です
「天若湖アートプロジェクト」が5年続けられていること
さまざまな分野の団体の参加が広がっていること
水没の村の方への聞き取り 交流
イベントにとどまらず 脈々と過程のなかでつながってゆく
今を生きるものとして
「川」について 「水」について ともに考える
それにはやはり あの「あかり」がいるのだろうと
見た者のひとりとして 思います
「地域に対してアートで何か・・・と考えたとき
最低10年は続けなければと はじめに思いました」
と さとうひさゑさん
さらっとおっしゃるも ずしりと重い決意が含まれて
「10年」 このフレーズは
葉っぱビジネスの上勝町
柚子のごっくん馬路村でも
伺った数字でもある
貴重な取り組みを実践 継続すると同時に
何らかのかたちで 他に伝えていくことも大切で
このたびのプロジェクトガイドブックの価値は大きく
「よくぞ本にして下さった!」と 喜び感謝し
今年は2日間ともる 天若湖へ
あかりと そしてそれをつなぐひとを訪ねて
お一人でも多くの方とともに出来れば幸甚です
【Information】
あかりがつなぐ記憶
●8月8日(土)・9日(日)夜間
※荒天時は8月22(土)・23(日)に延期 ※8月8日(荒天時8月22日)は、無料観覧バスがでます。
●天若湖湖面(外周道路より観覧)
※一方通行などの交通規制がありますので、ご注意願います。
天若湖湖面に、水没した集落の灯を再現する、毎年恒例のイベント。来訪者は湖岸の道路から観覧します。まぼろしの夜景を見るという経験を共にすることで、上流と下流、流域市民の間での共感的理解を創出しようとするプロジェクトです。本年は、5年目にしてはじめて、宮・世木林・澤田・楽河・上世木の、5集落全てを再現する予定です。
水の杜展
●Artist:京都造形芸術大学・京都学園大学かめおか団栗団ほか
●8月1日(土)〜10日(月)
京都学園大学、京都造形芸術大学など流域大学の学生による、桂川の流域文化、日吉の歴史風土に取材した作品の公開、ワークショップの開催等を企画しています。
その他:●作品展示●参加型ワークショップ●ライブ●ライブペインティング など
詳細は
「天若湖アートプロジェクト」ブログをご覧下さい
「あかりがつなぐ記憶 : 天若湖アートプロジェクト」ガイドブック

天若湖アートプロジェクト実行委員会編
B5 50p フルカラー 840円(本体800円+税)
ISBN978-4-9902637-3-7
あかりがつなぐ記憶 / 天若その風景へ / インタビュー / エッセイ / こんなことやってきました
/ 桂川となかまたち / あかりがつないだもの / 舞台裏
*書店、インターネット書店への納品が遅れています。お急ぎの方は、郵便振替で直接注文下さい。(7/19)
00950-5-204933
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