本邦初？落選対談・橋爪紳也さん×黄瀬紀美子さん「落選革命」出版記念イベント

4月4日17時 琵琶湖ホテルへ
「黄瀬紀美子著書出版記念出会いに感謝の集い」
のために参りました

出版記念イベントをお手伝いするのは2回目
2008年12月 カスタネットの植木力さん
「事業の神に好かれる法17か条」のときも
ご本人はじめ集まる方々のお人柄あふれる
ほんとうにいいひとときで

お祝いごとのお手伝いは 幸せな気持ちをもらえて有難く
めぐり合わせに感謝です


さて今回の「落選革命 あしたのまちは市民が変える！」は
わたしが 初めて企画編集の仕事をさせていただき
写真撮影と寄稿者の一人として参加もしており
1年越しの企画作業で ようやくお納めできた
うれしさひとしお 緊張ふたしお な 本です
表紙に小さく「企画協力加藤和子」と載せてもらっています


出版記念イベントに ぜひ橋爪紳也さんをお呼びしたい！という願いを
気鋭の選挙プランナー松田馨さんが音頭をとってくれて実現した夢の企画
「落選しても人気者！」対談

橋爪さんは大阪市長選 黄瀬さんは大津市長選に
それぞれ無所属市民派候補として立ち 惜しくも落選 苦杯を飲む
しかし その後にこそ ドラマが待っていた！という
これまた本になるのではないかという 素晴らしいトークショーでした

経緯や内容については 松田馨さんのブログに詳しく書かれていますので
ぜひご一読いただければと思います



「政治と宗教の話は...」というのが おおかたの場面
それが現実なのは悲しいことですが
ときの政治は わたしたちの運命を大きく左右するもので
そんな切実なことが 語れないなんて じつはおそろしいこと

たとえば「赤毛のアン」を読み返すと
当時のカナダの政治のはなしが 随所にさらりと登場する
（なんと当時カナダには女性に選挙権がなかった）

そんな普通の感覚で語れるまでには まだまだ遠そうですが
いったん知ると 「身近なことなんや」と思うことばかりです


不謹慎な言い方ですが 知るほどに面白い
それこそ 夕飯のおかずの話題のように
普通に もっとたくさんの場面で語られる日が来てほしいと
ハマったひとりとして 思います


それも 黄瀬紀美子さんや 澤田たか子さん
わたしには 何だか弟みたいな「ダイアログ」の
松田くん テンクモくんたちとの出会いのおかげ


選挙だけでなく 何かを目指してダメだったその後の人生を語る機会
そしてそれらを知る機会が増えることを願う

割合でいうと ごくわずかないわゆる成功者 勝ち組の方々の
マニュアル本とは また違った肉迫する勇気が得られると思います

落選革命 あしたのまちは市民が変える!

黄瀬 紀美子 / 毎日新聞社