緑とうたう十二弦10日 京都ギリシャ・ローマ美術館
ギターデュオ「招き猫」のコンサート
「六月のカンタービレ」に行きました
閑静な住宅地のなかの 私設美術館大きな樹木に囲まれたバルコニー
女神がひそひそ話すによいところ
最近とみに感じる
音楽が奏される空間が
いかにたくさんの要素で成り立つか
窓が放たれ 風が緑をわたるとき
弦の響きと 枝の音が重なり
世界はどんどん奥行きを増して
演奏者と、そこに居るものみな
おなじ時を経て ひとつになってゆく
奇跡のような瞬間が この日もたしかにありました
「ギターもヴァイオリンも 木から作られているんや」
そんな周知のことを 今更に 「そうかそうか」と反芻しきり
本日の大発見とする(オーバーな...)
さて 最近とみに感じること もうひとつ:
「朝のこたえは 夕にあり」
その日 起こることは全てつながっている
(同じように月曜の謎は金曜に晴れ 月初の苦悩は月末に解消される)
この日は 朝 荒神口の「ラザロ」の話で始まって
午後の下鴨で 雨とギターの音を聞き
帰途に見る 陽光たたえる松ヶ崎の疎水子どもが葉っぱの舟を流せば とたん
すべてはひとつの緑の道となり
私のなかで 見事つながってくれました
追記
「招き猫」の小松裕次郎さんとアダム・キャットさんと
秋に西陣町家スタジオでイベントを企画しています
まだ先ですが 是非お運び下さい~