2日 奈良市内病院 母の見舞い経由で 吉野郡大淀町へ帰省する
兄は熊野へ 弟は大阪へ戻り 今晩は不肖長女(つまり私)家族が父と過ごす
独りだからと いろんな方から差し入れをいただいたようで(実はモテる父)
料理本でしか見たことのないおせちの品々に 嬉々とする不肖長女(スミマセン)
夜は 畑のねぎや差し入れの白菜 小松菜 たっぷりの鍋 葉野菜がとろけるように甘い
母不在の家は お正月らしいものは何もなく いつもと変わらないけれど やっぱりどこかお正月
3日 店を片付けて京都に戻る 家の前から南を写す 千石橋が見える 渡れば
下市町
ここ数年 商店街を写し続けているが あまり変化がないことに気づく
「ゴーストタウン」の余命は意外と長いのだろうか
下は 商店街の路地裏 子どもの頃 もっとも利用した道
コンクリのひび割れ におい ごみバケツの位置まで こわいくらい昔と同じ
写真を見て気づいた この路地 さきほどの千石橋へつづく道とよく似ているのだ
人がそうであるように 同じ町の道は どこか似るものだろうか