ことしも聖誕祭がやってきました
一番大きい子どもたちがページェント(聖誕劇) 次のクラスの子たちが聖歌隊という 保育園の伝統行事
わたしは まだ息子が人の前で歌うのを聞いたことがなく いろんな意味で とーっても楽しみにしていました
子どもたちを待つ礼拝堂
さてさてうちの子は、どない?
(と言うか 何をするのかわかっているのかも 怪しい)
お祈りのあとに はじまりました
ぞろぞろと手をつないで にわか天使たちの登場です
「星とイエスさま」と「よろこびうたえハレルヤ」 ふたつとも知らない歌です
和太郎の口は 動いたり 動かなかったり ぎゅっと握った手が ゆれたり ゆれなかったり
いつもと勝手が違う とまどいも見えつつ 淡々と無事過ぎる
始まるまえのスナップです
子ども達が 親の姿を見つけて ほどけるように笑ってゆくのが かわいらしくて
私は隠れたろと思ったのですが
見つかってしまい 失敗
「おかん~~!!」と
でっかい声で やられました
はるかむかしの砂漠のみちを 想像してください まっくらで 水も食べ物もなく 寒く寂しく 確かなものは何もなく たったひとつの小さな星だけが頼り 不安と孤独のみちの果て 博士と羊飼いは とうとう幼子と出会えたのだと
「クリスマスは そんな静かな夜の 不思議な出来事なのです」 園長ゴリラの締めくくり
今年の聖誕祭から そんな砂漠の闇と 星のひかりを想像できたのは
頼りなげな でも真のこもった声が ひとすじに合わさった 子どもの歌のおかげです ありがとう