全国の自然石ファンのみなさま こんにちは
「
石ふしぎ大発見展京都ショー」レポート3回目 結章をお届けします
さて この「石の不思議大発見展」は
貴石・奇石・化石のバザール部門が最も盛況ですが
益富地学会館の企画コーナーこそ必見ゾーン
石を愛するひとたちの 汗と涙にあふれ
見るものの胸にせまりきて
石の虜になること請け合いです(ほんま?)
先日ご紹介した「
オモシロ石ワールド」も
堅苦しいことぬき!で楽しめる意欲展
江戸時代の石の蒐集家・
木内石亭という人がまとめた
「
雲根志」という 今でいうところの「石のガイドブック」を再現
「平成版・雲根志」を目指したもの だそうです
長いですが パンフレットを引用しましょう:
「・・・石亭の時代は今と違って科学的な石の見方はほとんどされていませんでした。鉱物・地質学的な知識があるわけではないので、石の楽しみ方も、主に色や形などの形態的な面白さによって分類・蒐集していました。」
「『雲根志』には現在の鉱物・岩石名でない石の名前がたくさん出てきます。残念ながら石亭の膨大なコレクションは四散しているので、雲根志に掲載されている石が、現在のどういった石にあたるのか、わからないものが多いのです。故益富博士や木村一郎先生らは、石亭の記述した石の考現に努力されています...」江戸時代の石蒐集家・石亭さんこそ
われらが自然石クラブの元祖的存在ではないでしょうか
このパンレットの文章にも
石に対する愛にあふれているのを感じます
きっと石が好きで好きでたまらない方が書いたに違いない
是非 自然石クラブへ...
というわけでレポートの結章は少々長くなってしまいました
(ほんとうはもう少し書きたいことがあるのですがいずれまた)
最後に「
やきもち石」と
今回の目玉「
桜石」を眺めながら さようなら
次のショーは来年4月28日大阪にて、See you soon!
やきもち石
「やきいも」みたい?
桜石 これも「石」!
パンフレットより 結び:
「・・・このように名前からどんな石か想像するだけでも楽しいと思いませんか。鉱物や化石のコレクションとともに、机の片隅に置いて楽しみたいと思いませんか...」