「お肌の曲がりかど」と言いますが 30歳を過ぎて
岐路を迎えるのは お肌ばかりでござらぬ
心 環境 人間関係 あらゆるものの
第1コーナー 第2コーナー シケインと 難所にかかります
厄年とはよく言ったもので 普段あまり気にしない私でさえ
恐ろしさにおののき 友人と連れ立って
すがるようにお参したのが
滋賀県は石山の
「立木観音」(安養寺)さんでした
石段が670
ふうふう登りきった者だけがたどり着ける
とてもいいお寺さんで あのすがすがしさは
よく覚えています ほんとうに参るだけで
厄が落ちたような気がしました
ええところでした
じゃ もう1回行こうと言われたら
「ちょっと考えさせて下さい」なんて
時はうつり 厄年を迎えたわが夫
子どもとともに お参りから
無事帰ってきました
「さんざん おどされたからそれほどしんどくなかったぞ」
ほほほ それはよかった
おとんの厄除けに伴った和太郎も
こんな可愛いお参り記念のセットをもらいました
(子どもは無料でくれるそうです、すごい!)
あんまり可愛いので ご紹介
立木さん「子どもお参りセット」です
赤いお札は 寝る部屋に
かけておけばよいらしい
鹿は このお寺の象徴
白い鹿が 弘法大師を乗せて川を渡ったと
寺の縁起にあります
こちらは 手形
男の子は左手 女の子は右手
手をあわせて かたどる
「観音さまがごらんになりました」
というハンコがポン
こちらは 大人のお札 スピリチュアルです
(以下
安養寺紹介より)
瀬田川沿い西側にある厄除け観音
平安時代前期、瀬田川の対岸に光り輝く霊木を発見した弘法大師が、急流のため渡れないでいると突然白い鹿が現れて弘法大師を背中に乗せて岩の上を飛んで渡ってくれた。
このことから、この地は「鹿跳」と呼ばれるようになった。そして川を渡って霊木の前まで来ると白い鹿は観世音菩薩に姿を変えたという。
観世音が導いてくれたことに感激した弘法大師は、立木に等身大(5尺3寸)の観音像を刻み、建立したのがこの寺であると言われている。
民話でたどる滋賀の風景