7月21日朝
通勤途中、通りかかりの家の前の薔薇
1本の木から赤や黄色、ピンクの花が咲いていました
まるで色とりどりの小さな星が集っているような
枝が華奢なのでビニル紐で補強されているのも
いとおしみながらしばし見入り
上の写真では花の色がわかりにくいので拡大版
... まだ見えにくいですね
花1つずつ撮ればよかったな..
今朝は宮本常一さんの言葉を噛みしめていました
この本は全文引用せねばならぬほど やっぱりすごいお人です:
"私は長いあいだ歩きつづけてきた。そして多くの人にあい、多くのものを見てきた。それがまだ続いているのであるが、その長い道程の中で考えつづけた一つは、いったい進歩というのは何であろうか、発展というのは何であろうかということであった。...
進歩のかげに退歩しつつあるものをも見定めてゆくことこそ、今 われわれに課せられているもっとも重要な課題ではないかと思う。...多くの人がいま忘れ去ろうとしていることをもう一度掘りおこしてみたいのは、あるいはその中に重要な価値や意味が含まれておりはしないかと思うからである。 しかもなお古いことを持ちこたえているのは主流を闊歩している人たちではなく、片隅で押しながされながら生活を守っている人たちに多い。"(宮本常一著「民俗学の旅」(17若い人たち・未来P.233~P.234)部分)