『子どもは、休んだり、遊んだり、
文化・芸術活動に参加する権利があります。』
ーー「子どもの権利条約」第31条より
8月21日
2011年3月東京電力福島第1原発の事故で
放射能被害を受けた地域のこどもたちを
春と夏の年2回京都に迎える保養キャンプ
「ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ」が
開かれている「南丹交流の家」へ
料理のお手伝いに行って参りました
1ヶ月以上に及ぶキャンプも終盤のこの日は
お迎えの家族の方もおられてとっても賑やか
多い時はこどもだけで40人くらいと言いますから
どんだけ賑やかやったやろう
朝起きて、勉強して、遊んで、ご飯食べて
お手伝いして、また遊んで、、、
言い合い、けんかもおこる。
1ヶ月一緒に暮らすのだから当然のこと
そんなこどもたちをスタッフが
身体ごとしっかり受けとめる
家から遠く離れた地での
共同生活のなかで
ちゃんと自分を出して
過ごしているということで
過ごさせられているということ
胸が熱くなる
さて厨房ではMariさん指揮のもと
近隣の農家さんからの
真っ赤なトマトの差し入れを使った
今日のお昼ごはんはこちら
「厚揚げとごぼうたっぷり
夏野菜のドライカレーと
トマトのスイートチリソテー」
おかわり続出 完売でした
(写真撮ってたら完全に出遅れた!)
料理はスタッフが作りますが
片付けはこどもたちの仕事
のんびりくつろがせてもらいます
かごいっぱいの卵も差し入れ
オムレツか親子丼か
それともプリン? と料理会議
聞くだけで美味しそう
みなさん届ける前に「○○あるけど要る?」と
電話で確認されておられるようで
こまやかな気遣いの連続に
いちいちうるうるして
発起人の若い女性2人を中心に
たくさんの方が力を寄せられる
たった1日一緒にいるだけで
このキャンプの凄さを
びりびり感じ 書きながらまた
胸を熱くしています
【Information】
●「ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ」とは(サイトより転載)
"福島県をはじめとする、放射能汚染された地域に住むこどもたちを
一時的にでも放射能から遠ざけたい保養をしてもらいたい
という思いから、2011年G.W.に四日間、夏休みに一ヶ月間、
こどもたちを京都に招き、保養のためのキャンプ(野外泊ではない)
を開催しました。
日々の暮らしを大切に、ゆったりと普通の生活を送れるような
キャンプとする、何よりも、放射線量の高い地域から離れて、
汚染の心配のない食べ物を食べ、外で思い切り遊ぶことで、
心身ともに元気になってもらう。
こどもたちが長期的に保養をすると、生物学的半減期といって、
体内に取り込まれている放射性物質を代謝作用で排出するという
現象がみられ、放射能から身体を守るために有効であると
考えられています。"
●ご支援のお願い(サイトより転載)
"放射能汚染は、チェルノブイリなどの例から考えるとこれから何十年、
それ以上の長期的な支援が必要になってきます。
活動にご賛同いただける皆様の幅広いご支援をお待ちしています。"
≪カンパの振込先≫
郵便振替口座 00930-9-217334
加入者名 「ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ」